漫画レビューだよ!!

漫画を独断と偏見で紹介し、評価していきます。漫画レビューに近いかもしれません!

プラネテス スペースデブリにクローズアップした珍しいSF

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プラネテス評価

評価:8.0(10段階)

 

全4巻

作者:幸村 誠

 

あらすじ

  時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星土星への有人探査計画も進んでいる。毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。

 主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。

 

所感

 宇宙好きにオススメマンガです!アニメ化もされており、結構有名かもしれません。

スペースデブリと呼ばれる宇宙のゴミを回収する業者を舞台として話は始まります。

 話もうまくまとまっており、実際に人類が宇宙に進出した際に問題になりそうな事や宇宙パイロットの人間模様、心理描写などうまく描かれていて面白です。

個人的には、エンジンの実験で爆発事故を起こしたのに、しれっと次のエンジン開発にむけて淡々と仕事をこなしてく博士が最高にクールで好きです^^

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読んだことない人や宇宙に興味がない人でも、全4巻と気軽に手に取れる巻数なのでオススメです。

 

 

ストーリーのまとまりや絵も得に非の打ち所がないのでもっと、評価を上げても良い感じなのですが、なんだろ綺麗にまとまり過ぎてインパクトが足りないのかな?

 

とはいえ、読んで絶対損しない漫画ですので、是非読んでみて下さい^^