デストロイ✕レボリューション 超能力社会変革系漫画
デストロイ✕レボリューションの評価
評価:8(10段階)☆☆☆☆☆☆☆
全9巻
作者 森 恒二
あらすじ
普通?より少し根暗な感じの高校生 田中マコトはひょんなことから「ワンネス」の能力者に目覚める。 そして同級生のユウキに能力がバレてしまう。
「ワンネス」の能力を活かし、社会を変革していこうとテロ行為を繰り返して、政府や世界と対立して行く。
所感
現実の社会的・政治的な繋がりが強い作品。現実世界に一個の要素を加えるとどうなっていくのかという僕の大好きな設定です。その一個を使ってどういう展開を紡いでいくのか!現実世界がベースなだけに、こちらの共感力も増す感じですね^^
「デスノート」とかそんな感じですよね!
特にやってることは「悪いこと」なんですけど同時に「強い正義」がある。
こういう相反する要素が同時にあると、こちらも考えさせられるし面白いですよね!
現実に沿う部分が多いので、不自然すぎると駄目になってしまいますが、個人的にはうまく話をまとめて頂いている感じです!連載中は楽しみに読んでました♪
この作者の作品には、なにか強いメッセージ性を感じます。超能力「ワンネス」の漫画ですが、作者は今の社会についての不満や疑問をこの漫画にぶつけたのではないでしょうか?
超能力とかファンタジーが苦手な人でも読める作品です!
政治・経済・ビジネス系の漫画が好きな人は楽しく読めるのではないでしょうか?
絵は特徴的なので、好みは分かれると思います。この作者の絵は、ちょっと独特の暗い雰囲気があります。それが独特な世界観を出しているのですが・・・ひょっとしたらそれで敬遠してる人が多いのかな?
しかし、読んで見ればわかりますが絵は見やすく全く問題ありません。
作者は、「ホーリーランド」「自殺島」などの作品があります。そこそこ有名であると思いますが、あまり劇的に売れている印象はないのですが、個人的にはもっと評価されてほしい方の一人です。
この作者の漫画はどれも面白いのですが、個人的にはこの作品が一番好きです。
まだ読んでない方は、是非読んでみて下さい!オススメです☆