漫画評価について
全ての漫画の作者様並びに関係者の方に感謝を!
ということで
僕ごときがおこがましいのですが、漫画を評価というかレビューを書かせて貰っているので、ざっくり僕の漫画評価の考え方みたいなのをちょっと書こうかと思います。
一番重要だと思うのは、「見やすいこと」と「話が綺麗にまとまっている」ことです。
「見やすいこと」というのは、単に絵が綺麗とかでは無く、何が起こっているのか分かりやすい事です。ですから、コマ割りとかセリフ配置とかも重要でしょうし、背景が綺麗で細かくても、その状況で一番訴えたいことが一番伝わるようになっていないと単に不純物になってしまうと思います。
個人的に見やすさの最高レベルは「ドラゴンボール」です。
重要だと思える例を出すと、初期ワンピースと最近のワンピースです。
初期
最近のワンピース
正直いって、最近のワンピースは非常に見にくいです。
昔はよかったのに・・・何故って感じですね。
売れすぎて誰も何も言えなくなってしまったのでしょうかね?
まぁ僕の好みと突っ込まれればそうなのかもしれませんが、昔の方がよかったという人は多く聞こえて来るので、みなも感じてる事なんではないでしょうか?
面白く無くなったと感じる原因の多くは、この見やすさが起因していると思いますね。
「話が綺麗にまとまっている」
これは、連載中のものはなんともいえない部分がありますが、まぁ大体わかりますよね!なんか話が変な方向に行ってしまったり、この世界観だったのに急にそんなことしちゃうの?とか。物語としてまとまっている事も重要ですが、キャラとしてこのキャラがそんな事いうなんて変っていうのもあるし、とにかく途中で違和感を持ってしまうとやっぱり微妙な感じになってしまうので、やはりこの項目も重要だと思います。
それに話が綺麗に最後までまとまって終わった作品は「素晴らしい作品だった」と素直に思えるのでいいですよね☆
まぁ終わり方については色々事情があると思いますが・・・
個人的MVPは「寄生獣」「鋼の錬金術師」「ヒカルの碁」「宇宙兄弟」とかですかね。
宇宙兄弟はまだ連載中ではありますが、話の流れと伏線の回収の仕方が天才的です!
ちょっと毛色が違いますが、「島耕作」の作者の方は、僕的に話を綺麗まとめるセンスがずば抜けている部分があると思っているのですが、なんか似ているものがある気がします。
大きくはこんな感じでしょうか
まあどんなに良い漫画でもやはり、読み手側が感じ取ることができなければ意味がないので、読み手側の質も問題ですよね
サービスと一緒で、やってくれた事に関して、無関心なのかここまでやってくれたと思うのか、やってくれて当然と思うのか、そういった感性があるかないかで大きく変わってきます。
できることなら、作者の意図やセンスを理解できる読み手でありたい思います。